巣鴨のgoroでトレッキングシューズを買ったよ(その2)

larix

2014年01月27日 06:06

2014/01/26
からのつづき

お店に行ってオーダーしました

昨年10月19日にちょうど東京出張があったので,仕事のあとに巣鴨へ向かいました。JR巣鴨駅で降りるのは初めてです。駅から右に行くととげ抜き地蔵ですが,ゴローは左に向かって5分ほど歩いたところ。
間口3間ほどのこぢんまりとした店構えですが,木のドアがいい雰囲気を出しています。そのドアを引いて店に入ると,ご主人がすわってらっしゃいました。個人商店ですので客の私もそこはきちんと「ごめんください」とごあいさつします。

ご主人は生粋の江戸の靴職人とお伺いしていましたので,ちょっとドキドキしましたが(江戸の職人って気が短いイメージがあるでしょ),登っている山のことやわざわざ北海道から買いに来ていることなど,いろいろ楽しくお話させていただきました。

ゴローは開店40年
「お店はだいぶ長いんですか?昔ヤマケイで広告見てましたよ。」と言うと,「昔,自分が30の時に始めたから,もう40年も経っちゃったよ。もう歳も70歳。」「私明日でちょうど40歳になるんです(笑)。」すごいねー,私が生まれたときからやっている。

ここのところは雑誌でとりあげられたりして,お客さんが増えてとてもにぎわっている様子。この日も朝早くから作業場で仕事をして,11時に店を開けていたそうです。

そんな話をしながら,セミオーダーでブーティエルを作ることに決め,足型をとってもらいます。いつも25.5センチの靴を履いているのですが,実際に足の長さをはかると,23センチほどしかないうえ,左右でも大きさが違っているとのこと。たしかに後日ジョギングシューズを試し履きしたとき,24センチで十分フィットしてました。

問題のかかとのでっぱりを伝えると,「これじゃあどんな靴履いてもここが痛いでしょう,ちゃんと直して作るからね。」こういうやりとりがうれしい。型紙にもでっぱりの位置を記録していきます。

「色はどうします?」とのことで,オーダーだと黒,濃い茶,茶から選べるのですが,ここはオリジナルの茶色でお願いしました。

できあがりは3ヶ月後の1月下旬。そんなにたくさんのオーダーを抱えてるのですか。
またその頃出張があるはずなので,店に受け取りに来ることにして,お店を出ました。

(つづきます)

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